はり灸って妊娠中でも大丈夫?
鍼治療という時に注射の痛みをイメージする方が多くいます。
一般的に採血に使われる注射針の外径は0.7mmで穴いわゆる内径は0.48mmです。
そして、当院で初診患者さんに使用している鍼は0番鍼の鍼を使用しておりその太さは0.14mmです。
鍼灸院で使用している鍼の太さは、注射の針よりもとっても細くて注射針の穴に入るぐらいの違いなんです。
お灸はやけどするくらい熱いのをガマンしないといけないと思ってはいませんか?
悪いことをして灸を据えるなど罰を与えるイメージもあるかもしれませんね。
最近のお灸は心地よい熱さ最適な温度で効果的に痛みのある場所に刺激を与えることが出来るようになっています。
また、直接のお灸でも米粒ほどの大きさのものを使用しているので一瞬で終わってしまいます。
熱いのをガマンするどころか、あまりにもの心地よさにうっとりと寝てしまう方がほとんどです。
熱いのを我慢する必要はありません。
跡が残るような心配はございません。
もしかしたら妊娠中には鍼施術を避けるべきというお話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
その話がでる理由としては、古来より鍼灸施術で「堕胎」を目的とした施術が行われていたという時代背景があり「鍼灸=流産の危険」を示唆されるようになりました。
ただ、鍼灸施術による堕胎に使われる施術方法は、あるツボに一定以上の刺激を与えることによる堕胎法です。
その施術方法には一定以上の刺激が必要であり、しっかりと子宮の収縮の危険性と妊娠週数による施術方法を理解していれば問題はありません。
むしろ母体の健康状態を向上させることは胎児にとっても、安産や産後の健康状態にとっても良いのです。
当院では、他院と比べ多くの妊婦さんが施術にご来院されて施術経験もあり、院内で勉強会を開くなど常に新しい知識を共有しております。
まずはご相談ください。